需要が高まる介護職には多くの種類があり、それぞれの職種によって仕事や作業内容、勤務体制などが大きく違ってくる。
介護業界への、就職・転職希望者は増加傾向にあるが、まずは自分がどのような仕事に就きたいのかを決めなければならない。
現場スタッフとして勤務をする場合、大きく分けて3種類の施設のどれかで勤務することになる。
入所型施設・通所型施設・訪問型施設の3種類で、利用者様が入所して勤務体制が24時間体制になる入所型施設の場合、通常の日中の勤務に加えて夜勤勤務も行う必要が出てくる。
また通所型施設で代表的なデイサービスでは、基本的には利用者様が日帰り利用されるが、お泊りデイなど希望する利用者様が宿泊できるサービスを実施している施設もある。
このように勤務体制一つを取ってみても、就職活動を始める前に自分が希望する勤務体制と照らし合わせて確認しておく必要がある。
さらに、介護業界での仕事は給料面での待遇の改善が進んでおらず、離職率が高い業種の一つとも言われている。
しかしそのような状況の中でも提供サービスに対する需要傾向はとどまることがなく、現場は常に人手不足の状態でもある。
退職者が増えてしまった現場では在職中のスタッフに負担が集中してしまい、さらなる退職者を生む事態にもなっている。
それでも利用者様から感謝の言葉をかけてもらうことにやりがいを感じ、責任感をもって一生懸命働いているスタッフがたくさんいることも事実である。